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蛍光灯として発光させるための微細な空間 |
プラズマディスプレイは蛍光灯と同じ放電を利用した表示装置である。光の3原色である赤青緑の蛍光灯セットを1画素として、約200万画素をならべて画像表示させるとハイビジョンTVとなる。画素の大きさ数ミリ程度。2枚のガラス板の間に隙間が約0.1ミリ程度となるよう放電空間を作って画素毎に仕切る役割を果たすのが格子状リブ(隔壁)である。50型TVで横幅が1mを越える。これだけの大面積に高精度のセラミック構造体を形成する製品例は他にない。
今回は、券売機などの初期のプラズマディスプレイから、現在の高精細なプラズマテレビに対応したリブ形成プロセス、材料の変遷などについて紹介する。 |
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製品の使用用途 |
プラズマディスプレイ(プラズマTV) |
見学可能な博物館など |
電器店やメーカーショールームで見ることが可能 |
Key-word |
フラットパネルディスプレイ,ガス放電,蛍光体,放電セル |
市場に出回った年代 |
1980年〜現在
*現在とは記事作成時(2006年9月時点での情報です) |
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