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発電と送電 / 送変用及び変電用碍子 PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2007年8月号掲載記事)
電線の電流が、電信柱などに漏れるのを防ぐための部品

発電所でつくられた電気は変電所を経て工場や各家庭などの需要家に送られます。その間の電気を送る電線を絶縁し、また機械的に支えるために、「碍子(がいし)注1」が用いられます。電力需要の増大に伴い、碍子も大型化、高強度化が求められ、またいろいろな使用環境に適合するため、様々な形状や工夫がされています。碍子は絶縁性および機械強度の優れた磁器製が一般的です。その原料としては、陶石、長石、粘土、アルミナが用いられ、約1300℃の高温で焼成して製造されます。現在使用されている最大強度の懸垂碍子は、530kNの荷重にも耐えるものです。将来の電力技術研究のため、11.5m高さの碍管注1)を用いた試験も行われています。

注1 碍子の「碍」は ふさぐ,さまたげる, じゃまをするといった 意味を持ち,「子」は機 能をはたす物体や道具 の意味.電気的な絶縁 体であり,両端の開い た中空絶縁体を碍管と 呼ぶ.用途によって, 構造,材料,形状,大 きさなどが異なる.



製品の使用用途 電力設備システム(送電,変電,配電設備システム)
見学可能な博物館など 電気の史料館
横浜市鶴見区江ヶ崎町4−1
http://www.tepco.co.jp/siryokan/home-j.html
でんきの科学館
名古屋市中区栄二丁目2−5
http://www.chuden.co.jp/e-museum/
Key-word 碍子,懸垂碍子, 碍管, 磁器,電力設備
市場に出回った年代 1899年〜現在
*現在とは記事作成時(2007年8月時点での情報です)
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