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発電と送電 / 高温超電導ケーブル PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2007年8月号掲載記事)
低温(-196℃)で電気抵抗がゼロになる超電導物質を使った送電用ケーブル
高温超電導電力ケーブルは、電気を流す導体に−196℃で電気抵抗がゼロになる超電導状態になる高温超電導線を用いることで、損失を抑えて大きな電力を遠方まで送ることが可能である。高温超電導ケーブルで使用される高温超電導線は、銀合金テープの中に、ビスマス、ストロンチューム、カルシウム、銅、酸素で構成されたフィラメントが埋め込まれたビスマス系超電導線と、金属テープ上に、イットリウム、バリウム、銅、酸素で構成される元素が膜として形成されたイットリウム系超電導線である。これら高温超電導ケーブルは、日本を始めとして実用化に向けた実証試験が実施されている。超電導ケーブルが実用化されると、現用のケーブルに比べてロスを低減できることから、地球温暖化に対して、二酸化炭素を減らす送電線として期待されている。


製品の使用用途 電力ケーブル、海底送電ケーブル、直流送電ケーブル
見学可能な博物館など 特になし
Key-word 高温超電導,酸化物超電導線,電力ケーブル
市場に出回った年代 2000年〜現在
*現在とは記事作成時(2007年8月時点での情報です)
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