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生活・調理器具 / 食器 PDFアイコンさらに詳しい解説記事を読む
(PDFセラミックス誌2009年3月号掲載記事)
セラミックスで作られた食器は、化学的に安定で、耐熱性に優れ、衛生的であり、またその美しさで食事を楽しくしてくれる。
食器には陶磁器が使用されているが、その理由としては、陶磁器が、高温で焼成されているため、化学的に安定で、耐熱性に優れ、硬く変形しないことが挙げられる。食物は口を経て体内に摂取されるので、食器は第一に衛生的であることが求められる。その点では、陶磁器は表面が、緻密で滑らかなガラス質の釉薬に覆われているので、水洗が容易で衛生性が保てる利点を持っている。又、食器そのものから溶出する重金属のPb、Cdについては、人体に有害なので、溶出量が法律で規制されている。しかし、食器には、その美しさと機能性で、食事の楽しみを側面から助けるという要素もあり、陶磁器の生地の白さや透光性の追求、多様な画付け技法の開発などの製造上の努力が続けられてきた。現在では、電子レンジ、オーブン、IH、自動食器洗浄器などの出現により、その使用に、より適合した性能を持つ機能的な食器の開発意欲が高まっている。

食器


製品の使用用途 陶磁器食器
見学可能な博物館など 一般百貨店、陶磁器専門店、愛知県陶磁資料館、岐阜県陶磁資料館
Key-word 硬(軟)磁器、素地、釉薬、焼成雰囲気
市場に出回った年代 〜現在
*現在とは記事作成時(2008年11月時点での情報です)
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